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- ドナドナの秘密 -

 音楽の教科書で出てくる『ドナドナ』。みなさんも小学校か中学校で歌った事があるのではないでしょうか?『ドナドナ』とは、牛を追いたてる時に使う言葉だそうです。この曲は、アメリカでジョーン・バエズが歌った事で有名になり、日本では、みんなの歌でも放送されました。  

 歌詞を見てみましょう。  ある晴れた 昼下がり 市場へ 続く道
 荷馬車が ゴトゴト 子牛を 乗せてゆく
 かわいい子牛 売られて行くよ
 悲しそうなひとみで 見ているよ
 ドナ ドナ ドナ ドナ  子牛を 乗せて
 ドナ ドナ ドナ ドナ  荷馬車が 揺れる

 歌詞の内容は、子牛が馬車に乗せられて売られていってしまうというもので、子供ながらに歌い終わった後は、余韻というか、なんだか切ない感じがしました。
 作曲したのはSECUNDA SHOLOM SHOLEMというユダヤ人で、作曲された時期は、ナチスドイツの迫害を受けて収容所で大量虐殺されていた1938年から1942年頃のようです。『子牛』というのは、収容所に連れて行かれる『ユダヤ人』の子供であると考えられています。小さな子供たちが何も知らずに連れられて行く・・・そんな子供たちのはかない命を描いた曲だったという事を知ると、ますます切なく悲しくなりますね。
   もともと安井かずみさんによって作詞されたのですが、その歌詞では、『荷馬車が揺れる』の部分が、『はかない命』となっていました。教科書に掲載されるようになってから、前者のように変更されたという事です。

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