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- 恐るべし!ハイドン -

オーストリアの作曲家ヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809)は、「交響曲の父」と呼ばれるほどたくさんの交響曲を作曲しています。その数、なんと104曲。彼の作品の中にはとっても楽しい愛称が付けられているものがあるんです。
有名なものでは、1791年の交響曲第94番「驚愕(びっくり)」。彼は聴衆が演奏中に居眠りをしている事が大嫌いでした。そこでおちゃめなハイドンはひらめきました。
「お客さんたちを起こしてあげよう!」
それは第2楽章で現れます。アンダンテで緩やかに始まる緩徐楽章です。始めは聴衆の予想通り静かに音楽が流れます。気持ち良くなって、うとうとし始めたその時・・・!びっくりして飛び上がってしまうような大音量の和音が突然現れるのです。目を覚まさない訳がありません。ハイドンの思惑は大成功でした。
また、交響曲第96番「奇跡」という曲があります。この曲を初演した時には信じられない事件が勃発しました。この曲を演奏中になんと会場のシャンデリアが客席に落ちてきたというのです。にも関わらず、負傷者はゼロ。奇跡としか言いようがありません。聴衆はハイドンの姿が見えにくいその客席から離れてハイドンの近くに移動していた為無事だったそうです。
その他にも、交響曲第101番は、第2楽章の伴奏のリズムが時計の振り子のように規則正しく刻まれていることから、後になって「時計」と呼ばれるようになったり、交響曲第103番は「太鼓連打」と呼ばれ、第1楽章の始めと終わりにティンパニの長い連打があり、今でも頻繁に演奏されている名曲の一つです。
まだまだありますので、みなさんもハイドンに興味を持たれたら、ぜひ探してみてください。
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